積水ハウスの展示場に一歩足を踏み入れたとき、まずその圧倒的な外壁の佇まいに心を奪われる方も多いのではないでしょうか。
特に最高級外壁とされるダインコンクリートの中でも、小端積のデザインは深く刻まれた陰影が建物に唯一無二の気品を与えてくれる、非常に人気の高い柄です。
ただ、実際に計画を進める中では、積水ハウスのダインコンクリートの小端積に関するリアルな評判や、将来的なメンテナンスの頻度、そして結局いくら価格がかかるのかといった疑問も次々と湧いてくるはずです。
そこで今回は、これから家づくりを検討される方に向けて、小端積の魅力はもちろん、気になるコスト面やベルバーンとの違いについても詳しく整理しました。

この記事のポイント
- 55mmという厚みがもたらす彫りの深いデザインと物理的性能
- タフクリア-30が実現する30年間のメンテナンスサイクルと防汚性
- 30年目に訪れる具体的な修繕費用の目安と将来の備え方
- オーナー紹介割引を活用して初期の建築価格を賢く抑える具体的なコツ
積水ハウスのダインコンクリートの小端積の魅力
積水ハウスの鉄骨住宅を選ぶ最大の理由として「外壁」を挙げる人は少なくありません。
その中でも「小端積」がなぜこれほどまでに支持されているのか、その理由を探ってみると、単なる見た目以上のこだわりが見えてきました。
55mmの厚みが作る小端積のデザインと彫りの深さ

ダインコンクリートを支える最大の物理的特徴は、何と言っても「55mm」という圧倒的な厚みです。
一般的なサイディングが15mm前後であることを考えると、その差は約4倍にもなります。この厚みがあるからこそ、小端積特有の深く、シャープな彫刻が可能になっているんですね。
太陽の光が差し込むと、それぞれの凸凹が大きな影を作り出し、壁面全体にリズミカルな表情が生まれます。
この「深い陰影」こそが、遠くから見ても一目で「積水ハウスの家だ」と分かる高級感の正体だと言えます。
本物の石を積み上げたような重厚さは、厚みのあるコンクリートだからこそ表現できる領域です。
ダインコンクリートのデザイン原型は、実は機械ではなく「職人の手彫り」で作られています。
この細やかな手仕事が、工業製品でありながらどこか温かみを感じさせる絶妙なテクスチャを生み出しているのです。
小端積で選べる色の種類と外観シミュレーション
小端積には、建物の個性を引き立てる多彩なカラーバリエーションが用意されています。
定番のホワイト系から落ち着いたダーク系まで、どの色を選んでもダインコンクリート特有の質感を楽しむことができます。
ただ、色選びで失敗しないためには必ず「外観シミュレーション」を行うことをおすすめします。
小端積はデザインが複雑なため、光の当たり方によって見え方が大きく変わるからです。
積水ハウスの打ち合わせでは、最新の3Dシミュレーションで時間帯ごとの影の出方まで確認できる場合が多いので、納得いくまで試してみるのが良いでしょう。
また、カタログだけでなく、実際にその色を採用した実例宅を自分の目で見るのが一番確実です。
ピュアホワイトやショコラブラウンの評判と選び方

小端積の中でも特に高い支持を得ているのが「ピュアホワイト」です。
白は膨張色ですが、小端積の深い影が加わることで、真っ白でありながらもぼやけない、非常に立体的な外観になります。
一方で、モダンで落ち着いた印象を与えたい方には「ショコラブラウン」などのダーク系も評判が良いです。
濃い色は高級感が出やすい反面、家全体が重く見えすぎることもあるため、アクセントとして一部に木目調を取り入れるなど、全体のバランスを考えるのがコツです。
どちらの色を選んでも、ダインコンクリートの質感がチープさを一切感じさせないため、安心して好みの色を選んで大丈夫だと思います。
他の柄と比較してわかる小端積ならではの高級感
ダインコンクリートには、他にも「シェードボーダー」や「砂岩」など魅力的な柄がありますが、その中でも小端積は最もシャープで邸宅らしい風格を持っています。
例えば、シェードボーダーは水平ラインが強調されモダンな印象になりますが、小端積はランダムに積まれた石の質感がより強く、よりクラシックで豪華な印象を与えます。
タイル張りともまた違う、コンクリートの塊から削り出したような「強さ」を感じられるのが小端積の持ち味です。
詳しくは、ダインコンクリートの坪単価と価値を分析した記事でも詳しく解説しています。
タフクリア30で汚れを防ぐメンテナンス性能

凹凸の激しいデザインで一番心配なのは「汚れ」ですよね。
溝に埃や排気ガスの汚れが溜まってしまうのではないかと不安になる方も多いでしょう。
しかし、今のダインコンクリートには最高級のフッ素樹脂塗装「タフクリア-30」が施されています。
この塗装には、雨の力で汚れを洗い流す「セルフクリーニング機能」が備わっています。また、カビや藻の発生を抑える効果も高いため、北側の壁面などでも美しさを長く保つことができます。
デザインの美しさを楽しみながらも、掃除の手間を最小限に抑えられるのは、忙しい現代の施主にとって非常に心強いポイントですよね。
タフクリア-30は、紫外線の強い環境でも劣化しにくいフッ素の力を活用しています。
これにより、新築時の鮮やかな色合いを30年という長期間にわたって維持することが可能になっています。
積水ハウスのダインコンクリートの小端積を安く建てる
小端積の魅力は十分に理解できても、やはり一番のネックは「費用」です。
ここでは、導入時にかかるコストと、将来的に発生するメンテナンス費用の現実、そしてそれを賢く抑える方法をお伝えします。
気になる坪単価とダインコンクリートの総額費用
ダインコンクリートを採用できる「イズ・シリーズ」は、積水ハウスの中でもハイグレードな位置付けです。
そのため、坪単価の目安は100万円〜120万円程度になることが多いようです。建物全体の総額で言えば、3,500万円〜5,000万円以上になることも珍しくありません。
小端積という柄そのものに特別な追加料金がかかるわけではありませんが、ダインコンクリートという外壁材そのものが、一般的なサイディングよりも遥かに高価なオプションです。
ただ、その分、建物の堅牢性や遮音性、耐火性といったスペックが飛躍的に高まるため、単なる「壁の代金」ではなく「家の性能代」として納得される方が多いのも事実です。
30年後のメンテナンス費用で後悔しないための対策
「30年間塗り替え不要」という言葉は魅力的ですが、メンテナンスが全く必要ないわけではありません。
30年目には、避けては通れない大規模な修繕が待っています。
築30年目のメンテナンス費用の目安は、一般的な規模の家で400万円〜500万円前後と言われています。
塗装の塗り替えだけでなく、パネルの間の「目地(シーリング)」の交換も同時に行うため、まとまった資金が必要になります。
小端積は凹凸がある分、平坦な壁よりも塗料の使用量が増える傾向にあります。
将来、この金額に驚いて後悔しないためには、住宅ローンの返済とは別に、月々1.5万円程度の修繕積立をコツコツと始めておくことが大切です。
「メンテナンスサイクルの長さ」は大きなメリットですが、一回の出費が大きいという特性はあらかじめ理解しておきましょう。
60年以上の寿命を支える独自のロッキング工法

重厚なダインコンクリートの壁を支えているのは、積水ハウスが誇る「外壁パネルロッキング工法」です。
これは、巨大な地震が来た際、壁をあえて「回転」させることで揺れを逃がし、ひび割れや脱落を防ぐ技術です。
この工法のおかげで、構造体だけでなく外壁も長持ちさせることができ、トータルの耐用年数は60年以上と言われています。
初期費用やメンテナンス費用は高いかもしれませんが、こういった見えない部分の技術が「資産価値」を長く守ってくれるのです。長期的に見れば、安価な家を短期間で建て替えるよりも、実は合理的かもしれませんね。
ベルバーンと比較した際のメリットとデメリット
積水ハウスを検討していると、木造のシャーウッドで採用される「ベルバーン」も気になりますよね。
どちらも積水ハウスを代表する外壁ですが、性格はかなり異なります。
ベルバーンは「陶器」なので、塗装による劣化が理論上存在せず、30年後の塗装費用がかからないという圧倒的なメリットがあります。
一方、ダインコンクリートの小端積は、ベルバーンには出せない「コンクリートならではの重厚な厚みとパワー」があります。
メンテナンスの手軽さを取るか、鉄骨の安心感と外観の力強さを取るか、非常に悩ましい選択です。
ベルバーンとダインコンクリートの違いを比較した記事も参考に、ぜひ納得のいくまで検討してみてください。
| 比較ポイント | ダインコンクリート | ベルバーン |
|---|---|---|
| 構造 | 軽量鉄骨(イズ・シリーズ) | 木造(シャーウッド) |
| 塗装メンテ | 30年ごとに必要 | 原則不要 |
| デザイン性 | 彫りが深く、重厚な陰影 | 繊細な焼き物の風合い |
オーナー紹介割引を活用して建築価格を安く抑えるコツ

ダインコンクリートの小端積を諦めたくない、でも予算も厳しい……そんな方に絶対に使ってほしいのが「紹介制度」です。
積水ハウスのオーナーから紹介を受けて展示場へ行くだけで、建物本体価格に対して数%の割引が適用されることがあります。
例えば、本体価格が3,000万円なら、3%の割引でも90万円も安くなります。
これだけで、外壁のグレードアップ分をほぼカバーできるかもしれません。
さらに、紹介制度を利用すると、社内でも信頼の厚い「優秀な営業担当者」が優先的にアサインされる傾向にあるのも大きなメリットです。
私のサイトでも、紹介制度の具体的な手順について詳しく紹介しています。
紹介割引を活用して100万円以上お得に建てる方法を事前にチェックして、賢く家づくりをスタートさせてください。
展示場へ行く前に手続きを済ませることが鉄則ですよ。
積水ハウスのダインコンクリートの小端積を選ぶ総括
ここまで、積水ハウスのダインコンクリートの小端積について、その魅力から気になるお金の話まで掘り下げてきました。
小端積は、その深い陰影と重厚感で、住むたびに満足感を与えてくれる最高峰の外壁だと言えます。
30年後のメンテナンス費用は確かに高額ですが、それ以上に「家に守られている」という安心感と、次世代まで残せる資産価値は計り知れません。
初期費用については紹介制度などをフル活用して、ぜひ憧れの小端積をあなたの理想の家に取り入れてみてください。
最終的な判断や詳細な見積もりについては、必ず積水ハウスの担当者に相談して、納得のいくプランを立ててくださいね。


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